mamaro Series
導入事例
フレスタモールガジル岩国/山口県
ショッピングセンター
中国
男性が授乳室に入ることを「普通」にしたい。SDGsから感じたこと。
目的
- 男性が授乳室に入る抵抗感をなくしたい
- 施設に新しい風を吹かせて、話題性をあげたい
課題
- 既存の授乳室はあるが、男性が入りづらい様子
- 世間でSDGsが広がり始め、施設内でも「男性の子育て」に関して課題を感じるようになった
効果
- mamaroを1Fに設置しため、既存の2F授乳室まで移動しなくてよくなり利便性が上がった
- SNSでmamaroを利用しましたという声を上げてくれる人がいて話題性につながった
ショッピングモール「フレスタモールガジル岩国」がある山口県岩国市は、広島湾を近くに望み、周辺には海上自衛隊や在日米軍海兵隊の基地がある地域です。
地元の若いファミリー層はもちろん、基地内からもファミリー層のご来店があるそうです。元々授乳室もあったというこちらの施設でなぜmamaroを導入していただいたのでしょうか。重村さまにお話しをおうかがいしました。
SDGsの意識が高まり、男性も子育てしやすい環境を
mamaroを知ったのは、グループ会社の開発担当が「ガジル岩国店に設置してみてはどうでしょうか?」と声をかけてくれたことがきっかけでした。「フレスタ」は岡山・山口・広島の3県に60店舗ほどあるローカルスーパーです。スーパーと他テナントさまで「フレスタモール」というショッピングモールが成り立っています。
私たちは「フレスタモール」を地元に根付く施設にしたいと考え、値段だけでなく、お店の環境も整え地域のお客さまが利用しやすいように心がけてきました。そこに世間ではSDGsが徐々に広がり、我々も意識し始めたころ、フレスタモールに「男性の子育て」のキーワードが入ってきました。
元々若いファミリー層の来店が多く、授乳室も完備されているのですが、授乳室は男性が入りにくいと声をチラホラと耳に入るようになりました。
SDGsの5番「ジェンダー平等を実現しよう」に少し当てはまるのかと思うのですが、男性も女性も性差で育児ができないのはどうなんだろう?という話になり、mamaroなら完全個室なので性別気にせずにご利用いただけるのではないかと導入を決めました。
mamaroを話題にあげてくれる方たちが少しずつ増えている。
導入間もないこともあり、残念ながら男性からの「使いやすいです!」と言ったお言葉は、まだ直接いただけてはいないのですが、1Fに設置したことで2Fまで授乳やオムツ替えのために移動しなくてよくなったのは大きいと感じています。
また実際に利用した方がSNSで「利用しました」とアップしてくださった事もあり、施設の話題性アップにも繋がっているのかと思います。
オープンしてから約8年間、ありがたいことにテナントもほぼ変わらず続けてこれているので、施設の話題性としてもmamaroには活躍してほしいと思っています。
こどもたちがはしゃぐ声がモールに響く日が待ちどおしい。その日の為に今は準備期間。
コロナでこの約2年間なにも出来てない状態が続いていますが、以前はビンゴ大会・ガラポン抽選会・キャラクターショー・アイドルショーなど様々なイベントを行っていました。地域の園児たちに点灯式などもやってもらいましたね。
イベント時のこどもたちのはしゃぐ元気な声を早く聞けるように、コロナ前のようにに少しずつ戻していけたらいいなと思います。