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mamaro Series

導入事例

医療法人 仁雄会 穂高病院/長野県

病院

中部

利用しやすい授乳室の設置でお母さんたちに安心を提供したい

目的

  • 授乳専用のスペースを用意し、安心できる空間で授乳してもらいたい
  • 診療科の増設や体制変更による動線の変化に対応可能な可動式の授乳室がほしい

課題

  • 授乳室がなく、来院されるお母さんたちからもスタッフからも設置の要望があった
  • 授乳したい場合はスタッフへ声をかけてもらい、空いている部屋を一時的に授乳室として利用していた

効果

  • 現場での問い合わせ件数が減り、利用者の利便性も向上した
  • 専用の授乳室があることで、安心して来院してもらえる

長野県安曇野市の医療法人仁雄会穂高病院は、患者さんを中心とした医療の提供を目指し、地域に根付く基幹病院として地域医療を推進してきました。市内で唯一、紹介状なしでお産に対応できる病院であり、2017年には小児科を新設したことで、地域のお母さんたちがより安心して出産、育児のできる環境を整えています。長野県では第1号となったmamaroの導入を進め、mamaroへの愛着も人一倍という大野さまにお話を伺いました。

mamaroは求めていた理想の授乳室、可愛い見た目にも一目ぼれ!

以前は院内に授乳室というもの自体がなく、都度お声がけしてもらってその時々で空いている診察室や病室を案内していましたが、スタッフの出入りもあったりしてお母さんたちからすると落ち着かなかったと思います。現場の声としても授乳室設置の要望が多く、小児科が新設されたことでますますその需要は高まり、病院として授乳室の設置を検討していました。

設置場所はどこにするのか?工事は?コストは?と思案する中で、院内での配置換えや動線の変化にも対応できる稼働式のものがあればと思い、ウェブで「授乳室 可動式 個室」といったキーワードを入れて検索したところ、mamaroがヒットしました。工事不要ですぐに設置できることや可動式であることが、まさに探していたものとマッチしました。加えて、見た目の可愛さにも一目ぼれでした。サイズ感や仕様などを実際の目で確かめるべく、横浜のTrim本社さんへ伺い実物を見せてもらった瞬間、絶対導入したい!と思いました(笑)

今では、なくてはならない存在となったmamaro

現在、1階売店前の談話コーナーにmamaroを設置しています。誰もが入りやすい場所に設置することで大勢の方に使っていただけていて、導入して本当に良かったなと思っています。設置後は院内掲示やホームぺージで来院する方々へ周知することにより、現場での授乳室の問い合わせ件数が減りました。予防接種や健診に乳幼児を連れて来院される方たちからも、安心して受診できるようになったと好評で、今では当院にとってなくてはならない存在です。

それから、mamaroの機能で、内部のデジタルサイネージから回答できるアンケート機能は大変有用です。一定の利用時間が経過するとアラートがとんでくる機能も、中で具合が悪くなってしまった場合などに対応できるので安心だなと思っています。

赤ちゃんにもお母さんにも、途切れることのないサポートを

産科も小児科もある病院として、やはり途切れないフォローという部分には力を入れています。お子さんが大きくなるまで当院でかかっていただければというのはありますね。それと、行政でも力を入れている産後ケアというものがあるのですが、市と病院とで互いに連携をとりながら産後うつのお母さんたちをなるべく少なくしようということで、産後のお母さんたちのケアを行っています。当院では、授乳のことや発育のことで助産師が相談にのってくれる「マミーズケア」を行っており、お母さんたちが困らないように、赤ちゃんを産んだ後のサポートにも力を入れています。また、今はマタニティライフや赤ちゃんとの日々を楽しんで過ごしてらっしゃるお母さんたちも多くて、そういった楽しむという部分でもお手伝いできたらなと思っています。そして、地域のみなさまのかかりつけ医という位置づけで、みなさんに頼っていただけるような病院になれたらと思っています。