Trimは９期目を迎えるにあたってミッションをこれまでの「All for mom. For all mom.」から新たに「よりよい子育て環境を提供する」へと変更いたします。

創業期の「Pay it forward」から３代目のミッションとなります。

これまで英語でのミッションという文化を初めて脱却したのにはいくつか理由がございます。

シンプルでない

創業時は外国人２名、日本人２名でしたが現在の日本人スタッフが多い当社ではすっと頭に入ってこないので「このミッションの意味はね」と説明しなければいけないという複雑さがありました。

ミッション（使命）になっていない

これまでのミッションは明確な使命といえるものではなく我々のマインドセットのようなものでした。

かっこつけていた

何となくかっこいい言葉を掲げたいという見栄を張っていたように今は思います。

新ミッション「よりよい子育て環境を提供する」はシンプルであり、我々の使命であり、愚直な言葉です。しかし、その言葉に示された当社の目指すべき方向は果てしなく広く、困難で、終わりがありません。

良い子育て環境とは何でしょう？

日本国内だけ改善できればいいのでしょうか？

授乳室だけで環境改善できたと言えるのでしょうか？

我々はこれらを自問しながら、時代の変化や生活様式の違いに対しどんな素晴らしいものを提供できるのかを考え、今ある成功や失敗から学び常に改善し続けます。これからも成功することも失敗することもあります。

ただ、我々はどんな時もこのミッションを遂行し続けるという覚悟をここに掲げたのです。

我々の製品は万能ではありません。しかし、そこに込めた想いやこだわりは、部品の一点一点、そして販売手法にまで行き渡っています。

例えば、経済性を優先し安価な商品を作ることもできます。

使用用途を顧客に委ね売れればいいやと販売することもできます。

ですが、我々はそれをしません。

我々の製品はあらゆるお客様の施設環境に応え、万が一の事態にも早期に対応できるシステムを備えると共に、お客様のお客様にあたるユーザー様に利便性と安心感をもたらし、新たな体験を提供することで施設価値を高めるものでなければなりません。

また我々の全ての製品ラインナップは容易にお売りしません。

意図した利用方法以外のご使用をお考えであったり、非常用製品を常用での設置を予定されている場合などには別のご提案をさせていただきます。

なぜなら我々は箱型ビジネスをする会社ではなく、「よりよい子育て環境を提供する」企業だからです。

世界が子どもたちとその家族の笑顔であふれることを願って

コーポレートミッション改定のご報告とさせていただきます。

２０２３年１１月１日
Trim株式会社
代表取締役
長谷川　裕介